このページの内容が、日ごろの勉強のモチベーションに繋がればと思います。

高校までの勉強は、試験や成績を目的としているため、強制的に学ばされているという苦痛を感じるかもしれません。
しかしながら、このような教養は、大学進学後に学んでいて良かったと思う日が来るものなのです。
ここでは、高校までに学ぶ基礎科目を学ぶ大切さを簡単に紹介していこうと思います。

まず、はじめに「勉強」とは何かを考えてみましょう。
勉強とは、「やらされるものではなく、自分で必要だと思い、学ぶこと」だと思いませんか?
そのため、試験や成績のために「やらされた」という感覚で行っていると、嫌いになるだけのものになるのではないでしょうか?

それでは、楽しく勉強をするには、どのように考えれば良いのでしょうか?
その答えは、
「人よりも楽をしたい。」
という欲求だと思います。
このような考え方は、いい加減な理由だと思われるかもしれません。
しかしながら、この考え方が非常に重要だと考えられます。

楽をするための要領を身につけるために、必要だと思うことを勉強する。
これは、人生において重要な考え方ではないでしょうか?
人生には限りがあります。
効率良く、的確に日々を過ごせるように勉強をすると思えば、少しは勉強しようと思えてきませんか?

しかし、日本の教育は、「やらせる指導」が中心のカリキュラムとなっているため、
好きな科目と嫌いな科目が生まれやすい現状です。
しかしながら、勉強はできなくても生きる上であまり大きな問題にはなりません。
「できない」ではなく、「やらない」が問題になるのです。
「やらない」という現状を防ぐためには、どのようにしたら良いのでしょうか?
この解決方法の1つとして、各科目を学ぶことの意義をこれから紹介することを参考にしながら、
自分の生活に置き換えて考えてみてください。

もしかしたら、嫌いだし、できない。でも、やってみるか。
という気持ちになるかもしれません。
その「やってみるか」という気持ちが大切なのです。
理解のできない勉強内容は、「ふ~ん。そうなんだ。」と聞いているだけでも構わないものだと思います。

そう言われると少し頑張ろうと思えてきませんか?
その気持ちを忘れずに勉強と向き合おうと思える機会にしていただけたら、幸いです。

 

①国語
この科目は、とても重要な科目です。 なぜなら、母国語のため、多くの人が普通にやっていればできると錯覚してしまう科目だからです。

まずはじめに、みなさんに問いたいことがあります。
「自分の母国語を正しく使えていますか?」
という質問です。

多くの人は、即答できないのではないでしょうか? これが国語という科目の盲点なのです。

普段使っている言語の教養科目だからこそ、 できるつもりになっている人が多いのではないかと思います。
国語を好きになる第1歩は、だまされたと思い、自分の好きなことを文章で書き記してみることです。 その書き記した文章を胸張って人に見せることができるでしょうか? 多くの人はためらってしまうと思います。
しかしながら、みなさんは、人に読んでもらうために文章を書く時、自分の意思を伝えようと努力しませんか? 自分の伝えたいことを人に伝えられた時、国語の楽しさに気がつくと思います。 この当たり前のことをできるかどうかで、 国語の勉強の仕方は大きく変わってくるのです。
補足として、古文・漢文にも触れさせていただきます。 古文・漢文は、現代文の基礎を身につけた上で、 言語のルールに乗っ取って対応することが重要だと思われます。

このような説明をすると国語の勉強が物凄く面倒に思えて、嫌いになってしまう方もいるかもしれません。 しかしながら、大学や大学院でのレポート・就職活動のエントリーシート・就職後の報告書など、 正しい母国語を学んでおかないと後で後悔する場面が多々出てきます。 国語は、後で少しでも楽をするためにしっかりと学んでおいた方が良い科目だと思われます。

②英語
英語の勉強は、1つの考え方で大きく変わると思います。 その考え方は、「英語は言語である。」ということです。

まずはじめに、英語の文法や単語を細かく覚える前に、 英語とはどのような言語なのかというイメージを膨らませてから学ぶと良いでしょう。 例えば、「メインの主張に必要な際、補足説明がついてくる」 というイメージを体得した後に文法を学ぶと、 ○○用法などの面倒な言い回しを気にしないで、 文章を捉えやすくなるのではないでしょうか?

英語を学ぶことは大切だとは思います。 しかしながら、みなさんは英語を学ぶ前に母国語で人に物を伝えることが本当にできますか? 英語を学ぶ前に、または並行して、 自分の伝えたいことを正しく伝えられるようにするための勉強をすることをおすすめしたいと思います。

③数学
数学を学ぶことは非常に重要だと思います。

今日では、「文系だから数学は不要だ。」と考える人が増えてきました。 しかしながら、この考え方は、言語道断です。 このようなイメージを浸透させてしまった日本の教育システムに問題があります。 数学は、理屈を並べる前にやってみることが大切だと思います。

数学は、与えられた問題に対して、自分の知識を用いて、試行錯誤しながら答えを導く科目です。 したがって、数学を解くということは、自分の知識をあの手この手で駆使し、 自力で切り開いていく能力、習慣を身につけることに繋がります。 また、論理的に説明を行う能力を向上し、目標達成までの計画を練る習慣を身につけやすくなります。

数学の公式を暗記するという作業は、その先の問題解決の要領を良くする作業です。 数学を学ぶことは、人生において抑えておきたいポイントを自然と身につける習慣をつけ、 要領よく、楽に前に進むことができるといわれています。

このように説明しても、 人には得意・不得意というものがあります。 数学が苦手な人は、不安になるだけだと思います。 そのような方たちに伝えたいことは、正直、数学ができなくても構わないということです。 しかしながら、数学を「やらない」が1番間違った考え方です。

数学に拒絶反応がある人は、パズル・将棋・チェス・麻雀など人の先を読むゲームを行うだけでも構いません。 とにかく先を読むために今、抑えるべきことを抑えられるようになるために、 数学を解くという習慣を身につけていただきたいと思います。

④社会
社会は暗記が多い科目という印象が強いかと思います。 地理・歴史・政治・経済・倫理などいかにも暗記を連想する科目名です。

正直に答えますと、試験を突破するための社会という科目を学ぶ上での暗記は、 今後の人生においてあまり意味をなしません。 しかしながら、多くのみなさんには、 社会を学んでおいて良かったという日や社会を学んでおけば良かったという日がやってきます。 その理由は、試験を突破する社会の暗記は必要ないものの、 今日の社会が成り立っている動機付けを理解することは大切なことだからです。 もっとわかりやすい言葉で言い表しますと、 今、みなさんの当たり前に過ごしている世の中は、 様々な地理的環境や歴史的背景を重ねて生じている現象なのです。 すなわち、社会を学ぶことは、みなさんの生活する環境の本質を知ることに繋がるのです。 したがって、社会を学ぶ時は、 今学んでいることが自分の身近なことにどのように繋がっているのだろうという好奇心を持って学んでみてください。 このような心構えを持つことで、自ずと勉強ははかどると思います。

試験にパスするために学ぶのであれば、暗記をすれば良いと思います。 しかしながら、長期的に役立つ知識にしたいのであれば、 物事と物事を関連させるイメージを膨らませてください。 この訓練を重ねることで、単語を忘れてしまっても調べて思い出すことで、 知識を繋げて行くことができると思います。 このように社会を学ぶために暗記はそれほど、重要ではありません。 しかしながら、社会を学ぶことで、物事の事象と事象を照らし合わせることは重要になって来るのです。

⑤理科
理科を学ぶと身につくものは、「人を動す力」です。

理科は、物事を客観的に見ることができ、根拠を示すことができる科目です。 理科を学ぶことは、自然の摂理を理解することに繋がります。 理科を学ぶことで、身の回りに起こる様々な出来事に関心を持ち、 目を向けることが出来るようになります。

身近な例でイメージしてください。

・植物の植生から気候を把握することはできますよね?
・なぜ電車が止まる時、自分の身体が前に倒れてしまうのでしょうか?
・なぜドレッシングは放っておくと分離してしまうのでしょうか?
・なぜ海辺に砂浜ができやすいのでしょうか?

このような自然の摂理を学ぶことが理科なのです。 このように考えると様々な科目の中で、一番日常に身近に感じる科目だと思いませんか?

ただ道を歩くだけではなく、周りの諸現象を理解しながら歩くと楽しいものです。 色々なところに目が行き、視野が広がり、新しい世界が見えてきます。 また、このような理科の知識は雑学に繋がります。 したがって、恋人や友人と知識を共有することで、お互いのことを理解し合うことにも繋がります。 理科を学ぶ際は、原因と結果の結びつきを意識することになります。 「この理由だからこの現象が起こっている」という物事の本質を見抜く大切さを学ぶことができます。 このような根拠を見付ける力を養うことは、人を説得する上で役立つ力になります。 なぜなら、人は主観的な評価ではなく数値など客観的なものを示されることで説得に応じてくなるものだからです。 このようなことから、理科を学び日常に活かすことは、 客観的な視点を身につけられるといえます。 このような考察する力は、将来、論文を書く際や就職活動の際に役立ってきます。 このような力を身につけたいと考えるみなさんは、ぜひ理科を積極的に学んでみてください。

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