2014.12.18(木)　陸前高田市の悔しさを「桜」に託して「強さ」として後世に語り継ぐために

震災から３年
あの日の「悔しさ」を忘れずに語り継ぎ、 後世が「大切な人を守るため」の「愛」を持った生活をおくれるように!!!
追悼の意に合わせ、未来に向かう「人の強さ」を考え続けること。
「残された人のできること」とは？

　2014年12月18日(木)、早稲田大学早稲田キャンパスにて、東日本大震災で未曾有の被害を受けた岩手県陸前高田市を舞台にしたドキュメンタリー映画・「あの街に桜が咲けば」の上映会が早稲田大学　チーム陸前高田主催で開催されました。
　震災がもたらした「哀しみ」「悔しさ」だけで終わることなく、被災したからこそ語ることができる「未来に託す想い」がたっぷり詰まった優しさ溢れる作品となっていました。
　当事者となった方々は、「悔しさ」・「哀しさ」から１歩１歩前に進まれています。そんな、当事者の方々に「よそ者」ができることは、この「悔しさ」を「大切な人を守るための愛」として、後世に語り継ぐお手伝いをすることなのかもしれません
　どんなに歩み寄っても「よそ者」には踏み込めない、当事者でなければわからない世界があります。そんな世界から、未来に向けて１歩を踏み出せるよう、「前向きなサポート」を行うことが、被災された方々のために「よそ者」ができることなのかもしれません。
　被害者となってしまった方々が命を張って伝えたいメッセージは、「残された人が助け合い、守り合う愛」を後世に語り継ぐことで報われるのかもしれません。負の気持ちではなく、心温まる感情を多くの方々が抱けるよう、様々な立場で助けあう事こそ、真の復興であり、被害者の方が安らかに眠れる「追悼」なのかもしれません。
　「哀しみ」を「感謝の気持ち」に変えること。そんな「強さ」が被災地で生まれています。

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